【豊明・豊明小】良好な人間関係の維持・形成
- 公開日
- 2011/02/09
- 更新日
- 2011/02/09
愛知1200校の取り組み
携帯電話を利用する児童が増えている。通信端末を正しく利用し,良好な人間関係を維持・形成するためにも,「携帯電話での上手なメールの使い方」について,6年生を対象に授業を行った。また,児童だけでなく保護者に対しても注意を促すために授業参観日を選び,昨年度末に導入された電子黒板を利用して情報モラルの授業を行った。携帯電話は「いつでも」,「どこでも」気軽に利用できる反面,相手の都合を考えずに一方的にメールを送ることができることから,延々とメールのやりとりが続いたり,人を傷つけたりするトラブルに繋がる場合がある。
電子黒板の大画面に「携帯電話でのトラブル事例」,「メールで崩れる人間関係」など様々な事例を映し出すことで,何気なく利用している携帯電話の落とし穴を学習させた。携帯電話を利用する時には,「互いの時間を尊重して,時間を決めて利用すること」,「大切なことは,直接会って会話をすること」,「また明日にしよう,などの合い言葉を決めて,いつまでもメールをやらないこと」など,一定のルールをつくり利用していくことが良好な人間関係を維持・形成していく上で大切だということを子どもたちはここで学んだ。
この授業を通して,子どもたちは,「ずっと携帯電話がほしかったけど,親と相談して決めたい」,「ルールを決めて携帯電話を利用したい」,「携帯電話はほしくなくなった」など一人一人,自分の考えを持つことができた。