i-モラル日記

【みよし・天王小】インターネットの検索エンジン(Yahoo、gooなど)を使うときの注意点を学習した

公開日
2011/03/08
更新日
2011/03/08

愛知1200校の取り組み

 中学年はローマ字の学習をし、キーボードを使って文字を打つことができる。そこで検索エンジンを使って様々なサイトを見つけ、閲覧することができるようになってきている。インターネットの世界には、様々な情報があり、子どもたちにとっては、どれが正しい情報でどれが触れてはいけない情報なのかを知ることは難しい。特に子どもたちは無料のインターネットのゲームを利用することが多く、そこでワンクリック詐欺や個人情報の漏えいをしてしまう被害にあってしまうことも考えられる。そこで、インターネットを使うときに起きるであろうトラブルをいくつか提示し、子どもたちとどのようにするべきかを考えていった。今回提示したのは、
1.アンケートに答えるだけでプレゼントがもらえる。
2.大人向けのサイトや自分の知らないサイトにいってしまった。
 この2通りを学習した。
 1の場合、何人かの子どもたちが「そういうホームページ見たことある。」と答えた。ただ3年生であったため、個人情報を書き込むことができず、トラブルにはならなかった。しかし「おもちゃやゲームがもらえるならやってみたい。」と答える子も存在した。そこで住所や電話番号などの個人情報を教えてしまうと、迷惑電話がかかってきたり、家に知らない人が押し売りにきたりするというトラブルがあるということを学習した。子どもたちの反応はとても大きく、「パソコン触っただけなのに、なんでそんなことになるんだろう。」というものであった。子どもたちの認識としては、「パソコンを触っただけだから安全。」というものがあったことが分かった。個人情報を漏らすことはいけないということを知り、書きこむサイトがある場合、大人と相談してから書きこむということを学習した。
 2の場合、「クリックするだけでいろいろなページにとぶことがある。」「知らないうちに、変なサイトに来てしまったことがある。」と答える子が多く、今までにも似たような経験をした子がいることが分かった。「こうなってしまったらどうすればいいと思う?」と子どもに投げかけたところ、「分からない」と答えた子が一番多く、どうすればいいか分からないという実態が分かった。この場合には、ブラウザの右上の「×」を押してサイトを閉じたり、大人に相談したりすればいいということを学習した。
今回の授業を通して、インターネットは便利であるけれども、それを使いこなすことは難しく、家族や教師に相談をして使うことや、困ったときはすぐに大人に相談するということを学ぶことができた。

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