【みよし・南部小】情報モラルを高める学習をしました
- 公開日
- 2011/03/11
- 更新日
- 2011/03/11
愛知1200校の取り組み
3年生で「ドラえもんの漫画でわかるルールとマナー集」の第1章の1・2と1・3を利用し、「相手のことを思いやること」と、「声や表情は伝わらない」という教材を使い授業を行いました。
1.「相手のことを思いやること」では
インターネットを使ったコミュニケーションであっても、インターネットの向こう側にはあなたの友達がおり、そのことをわすれて、自分の都合や自分の感情ばかりをぶつければ、そのメッセージを受け取った相手はとても嫌な気持ちになります。たがいに、自分の感情を相手にぶつければ、けんかになったり、悲しくなったりするばかりだということもあります。楽しく安心してインターネットを使うためには、いつでも、「自分がしてもらってうれしいことをする。」、「自分がされて嫌なことはしない。」ことを心がけ、相手のことを思いやる気持ちがとても大切だということを学習しました。
2.「声や表情は伝わらない」では
メールや掲示板、チャットなどで友達と話をするときは、文字が中心なので、声や表情が伝わらないという特徴があります。たとえば、冗談で書いたつもりの一言で友達を怒らせてしまうこともあります。また、友達からきたメールを読んで嫌な気分になったとしても、友達にはまったく悪気のないこともあるということもあります。そこで、友達と直接会って話すときは、友達の表情や声の感じからおこっているのか笑っているのか、本気なのか冗談なのかを知ることができます。インターネットを使って話すときには話したい内容、伝えたい内容を相手にきちんとわかってもらえないことがあるということについて指導しました。
今回の授業を通して、子どもたちから「メールは会って話をすることとは、違うんだとわかりました」や「相手が嫌だと思うことはインターネットでもしてはいけないと思いました。」というよう感想が出ました。子どもたちはインターネットや携帯電話を利用するときは、普段の生活と同じように、相手のことを思いやることが必要だということ、メールでは自分の意志とは違うように相手にとられてしまうこともあるということについて理解を深めることができたと思います。しかし、やはり大切なのは毎日の生活指導や道徳などで一人一人のモラルを高めていくことなのだと感じました。今後も引き続き道徳教育に力を入れるとともに、情報モラルの教育も進めていく予定です。