i-モラル日記

【岡崎・矢作中】 チェーンメールは転送しない

公開日
2011/05/09
更新日
2011/05/09

愛知1200校の取り組み

 矢作中学校では、3年生が情報モラル教材「春野家ケータイ物語」を利用して、チェーンメールが回ってきたときにどうしたらよいか、ということについて学習しました。
 携帯電話でメールをやりとりすることが大好きな春子さんのもとに、次のような内容のメールが送られてきました。「携帯電話会社のセキュリティ担当者を名乗る人物からのメール」「番組ディレクターを名乗る人物からのメール」「献血を呼びかけるメール」の3通に対して、どうするべきかを話し合いました。
 日頃から、「チェーンメールは転送してはいけない」という指導をしているためか、ほとんどの生徒が「無視をすべき」という意見をもっていました。しかし、「本当だったらかわいそう」や「病院の名前が入っているから、本当かもしれない」という意見をもっている生徒も見られました。その後の話し合いで「本当ならば、契約会社から全加入者に連絡があるから転送するのはおかしい」や「血液を集めるのにこんな方法をとるはずがない」といった意見から、どのような場合にもチェーンメールは無視すべきだということを確認することができました。そして、判断に困るような場合は、親や先生など周りの大人に相談することの大切さを生徒に確認することができました。