i-モラル日記

【一宮・奥中】総合的な学習の時間「親学」で出会い系サイトについて考える

公開日
2011/06/06
更新日
2011/06/06

愛知1200校の取り組み

 一宮市では、総合的な学習の時間に「一宮市生き方タイム『親学』」と題して、いじめや携帯電話などの生徒を取り巻く様々な問題について取り上げ、親の立場から考えていくという授業を行っています。今年度は、中学3年生において「出会い系サイト」について考える授業を行いました。自分の子供が携帯電話の出会い系サイトで知り合った人とメール交換をし、今度初めて会う約束をしたという設定で、親の立場に立って考えたり、話し合ったりしました。「出会い系サイトは文字情報だけなので、身元や素性を偽ることができること。」「どこの誰だか分からない人と会うので、恐喝や暴行などの犯罪に巻き込まれる可能性があること。」を再確認することができました。生徒の感想には、「出会い系が危ないことは知っていたけれど、その危険性の理解が深まったと思う。自分の命を守ることはもちろん、自分の命は自分だけのものではないので、家族に心配をかけないように行動しなければならないと思った。」というものがありました。今後も様々な機会を通して、生徒の情報モラルに対する意識を高めていきたいと考えています。