i-モラル日記

【豊田・五ケ丘小】 4年「インターネットの活用」

公開日
2011/06/07
更新日
2011/06/07

愛知1200校の取り組み

 昨今の情報化社会ではインターネットなしの生活は考えられない。大変便利なものである。問題は、その使い方である。豊田市立五ケ丘小学校では、インターネットなどの便利さ、必要性も子どもたちに知らせうえで、「誤った扱い方は絶対にしてはいけない」という前提で、各担任が指導している。
 その中で、4年生が学活の時間に「インターネットにひそむわな」というタイトルで、情報モラルの授業を行った。授業後の感想では、「こわい」「使うときはしんちょうにならなければいけない」など、4年生なりにインターネットの怖さを感じとった。
総合的な学習の時間に、「世界のくにをしらべよう」というテーマで調べ学習を行った際に、こうした情報モラルの学習が役立った。
 子どもたちは、コンピュータで実際に「ヤフーキッズ」のサイトを開き、本や資料で調べるのと同じように、使い方によっては、インターネットで調べることも、有効なツールの一つであることを実感したようだ。合衆国を調べたある児童は、「先生、自由の女神はプレゼントしてくれたフランスのほうをむいているんだって!」と興奮しながら話してきた。新たな情報に接して喜ぶ、あのときの表情が忘れられない。インターネット利用の影の部分に重点を置くことが多いが、ルールを守って使えば、大変便利であるという光の部分にも目を向けさせたい。
 今後も、各学年の実態に応じて情報モラルの指導を進めていきたい。