i-モラル日記

【春日井・西藤山台小】コミュニケーションの達人になろう

公開日
2011/07/22
更新日
2011/07/22

愛知1200校の取り組み

 5年生「道徳」の授業での実践です。クラスの児童の実態を受け、メールの送受信を疑似体験する中で、文字だけによるコミュニケーションの難しさや言葉のはたらきの大切さを考えさせることをねらいました。
 携帯メールなど文字だけによるコミュニケーション手段は、表情や声を伴わないために、ともすると正確に思いが伝わらないことがあります。「言葉を省きすぎたメール」と「感情的で攻撃的なメール」を資料として取り扱うことで、そうしたデメリットを子どもたちにとらえさせました。さらに、それらを適切に修正したり、うまく返信文を作ったりすることを通して、相手を傷つけない思いやりのあるコミュニケーションについて考えました。
 話し合い活動の中で、もっとよいメールの文面を作ろうという姿勢や班内の意見をうまくくみ取りながらまとめていこうとする姿勢がよく見られ、子どもたちは意欲的に授業に参加できていました。子どもたちが作り上げた文面を見ると、思いやりのある返信が作られており、言葉のはたらきの大切さを知ることができたと思います。