i-モラル日記

【豊田・寺部小】 「メールを交換しよう」(1年)

公開日
2011/09/02
更新日
2011/09/02

愛知1200校の取り組み

 情報モラルは、できるだけ早いうちから身に付けておくほうがよいと考えた。そこで、1年生からできるものはないかと考え、実践してみた。1年生の7月の国語に「えにっきをかこう(4時間)」の単元がある。そこで、コンピュータで絵日記をかくことにした。
 1時間目:スタディノートを使って、絵日記の絵を描いた。
 2、3時間目:前時に描いた絵に、文章を付ける。キーボードの使用は無理なので、画面の下に出てくる五十音表から選ぶ方法で入力していった。
 4時間目:完成した絵日記を友達とメール交換して見せ合う。
 スタディノートで絵を描くのは、以前にも数時間行ったことがあり、子どもたちは集中して行っていた。文字の入力は、初めての経験だったので、手間取った子もいたが、子供同士教えあう中で何とか絵日記を完成することができた。
 メールの交換では、メールの送り方を教えるとともに、「自分がもらっていやだと思うメールを送らないこと」「もらったメールには、なるべく返事を書くこと」という約束をした。今回は、絵日記をメールで送るだけで、相手を傷つけるようなメールは存在しなかった。また、メールを送ることが楽しく、返事を書いて送ることまではやれなかった。しかし、教師にメールをおくった子には、返事を返すようにして、返事が来るとうれしいという体験をするようにした。
 今後、さらに返事を書く方法を教えたいと思っている。また、メールの中に意図的に困ったメールを入れることで、メール交換は楽しいが、困ったこともあるということを経験させ、困ったときの対処法も教えるようにしていきたい。

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