【刈谷・朝日小】 情報モラル授業(5年生)
- 公開日
- 2011/09/08
- 更新日
- 2011/09/08
愛知1200校の取り組み
5年生では、オンラインゲームで友達とチャットをしたり、フェイスブックで知らない人と知り合ったりしている現状がある。そこで、本校に導入されている「ジャストスマイル」というソフトを使って、実際にチャットを体験させながら授業に取り組んだ。
子どもたちに書き込むことや返信することを体験させた。書き込むことが速い子や遅い子など様々だったが、全員が書き込むことができ、そして、友達の書き込みに対して返事を書くこともできた。
書き込みをした内容を見てみると、いたずらの書き込みをする子や適当なことを書き込む子がいた。その書き込みについて、感じたことを話し合わせると、「その書き込みを見た人は嫌な気持ちになる」「何が本当の情報かが分からない」などと言う意見がでた。こうしたことから、子どもたちは、相手の気持ちを考えて書き込むことが大切だということや正しい情報を書き込むべきだということを実感することができた。
学習のまとめには、「言葉遣いをていねいに書き、人が嫌だと思うことを書き込まない」と書いた子どもがいた。このように子どもたちは、本授業を通して、情報モラルについて意識が高まったと感じている。その一方で子どもたちの中には、チャットや掲示板について正しい知識をもっていない者がいると感じた。無知なためにトラブルになってしまうことも考えられるので、正しい知識をもてるように指導していかなければならないと感じた。