i-モラル日記

【知多・八幡小】たくさんの情報から 正しい情報を

公開日
2011/09/28
更新日
2011/09/28

愛知1200校の取り組み

  • 759697.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340008/blog_img/10505535?tm=20240815153205

 9月に入り、6年生は国語科「平和について考えよう」での調べ学習や、修学旅行に向けての事前学習などでインターネットを使う機会が多くなりました。そこで「多くの情報の中から自分に必要で信頼できる情報を選び出すこと」ができるよう学習を進めることにしました。
 まずは、インターネットの検索方法に着目しました。必要な情報が得られるようにするための手だてとして「スペースで区切る」「単語を使う」など検索ワードの入力のしかたを指導しました。児童の一人は「金閣寺の金箔の値段」と入力していた検索ワードを「金閣 金箔 値段」と入力することで、より多くの情報を得ることができるようになりました。
 次に、信頼できる情報を選び出す方法に着目しました。検索ワードの入力を工夫することで多くの情報が得られるようになった一方、情報の正確さが不確かなブログや掲示板などのサイトにあたる機会が増えてきました。そこで、調べたものの出典を明記させることにしました。すると「これは個人が書いたものだから本当か分からない」「ぼくはこの意見に反対だ」「これは辞書にも載っているから安心だ」「同じことを言っているサイトがあるからこれは本当だ」という意見が出てきました。出典を書かせ、情報元を意識させることで情報に疑問をもったり、情報を比較したりすることができるようになりました