【西尾・一色西部小】正しく使おう携帯電話
- 公開日
- 2011/10/03
- 更新日
- 2011/10/03
愛知1200校の取り組み
〜トラブルを防ぐためのルールとマナーについて〜
本校の5年生(55人)に事前にとったアンケート結果では、現在携帯電話を持っている児童の割合は13%にとどまったが、家族の携帯電話を使ったこと(電話、メール、ゲームや音楽、カメラやテレビ等)のある児童の割合はそれ以上であった。携帯電話を使う際の家族との約束については、「危険なサイトにつながない」「決められた金額以上は使わない」「学校へ持って行かない」「自分から電話をしない」等が挙げられたが、なかには「特に約束はない」という児童もいた。また、使用する理由として、「家族や友だちに連絡をとる」「知りたいことがわかる」「安心安全のため」の他に、「友だちが増える」という意見も少数だったが聞かれた。
将来的には多くの児童が自分の携帯電話を手にする可能性があることから、自分自身がトラブルに巻き込まれて被害者または加害者にならないために、携帯電話関連の犯罪・トラブルへの注意喚起、悪徳業者の手口・対処方法などをNTTドコモ製作の映像教材を使って指導した。
授業では、公共の場やネット上でのルールについて伝えるとともに、間違い探しクイズや三択クイズを取り入れながら、身につけてほしいルールやマナーについて定着をはかっていった。ネットにまつわるトラブルについて映像とともに紹介すると、「ブログで悪口を書かれるのはすごくいや。」「あやしいメールやチェーンメールは無視する。」「プロフに簡単に個人情報をのせるとこわいと思った。」などの意見が出された。対策として迷惑メール対策などの無料対策があることを伝え、1人で悩まずに家族とよく相談することが大切であることを確認した。また、授業後に、「携帯電話はときどき使うことがあるけど、初めて、あぶないことにもなることを知り、これから気をつけようと思いました。」「トラブルに合わないために、無料のサービスがいくつかあることがわかり、家族と相談していきたい。」という感想が聞かれた。
判断力の低いうちから大人と同じネット世界にふれることの危険性など、小学生を取り巻く環境をしっかりと把握し、指導していくことが大切であると感じた。
【西尾・一色西部小】資料