【犬山・楽田小】「情報を正しく利用しよう」
- 公開日
- 2011/10/20
- 更新日
- 2011/10/20
愛知1200校の取り組み
コンピュータやインターネットの利用が当たり前のようになった昨今、子どのたちも、当然、コンピュータを利用している。そして、インターネットを利用して様々な情報を得ているのも事実である。だが、子どもたちは、それらの情報がすべて正しいと思っているのかどうか、疑問に感じていた。
そんな折、この夏、犬山市では、市全体でコンピュータシステム変更が在り、本校にも「あんしん・あんぜん情報モラル」のソフトが取り入れられた。そこで、本校の4年生では、これを契機に一度情報モラルについて、改めて考えようということになった。
授業では、「あんしん・あんぜん情報モラル」のソフトの中から、まず「その情報、本当かな?」というビデオを選び、授業に取り入れ、学習を進めていくことにした。
授業では、子どもたちのインターネットの利用のようすを聞くとともに、その情報は全て正しいと思うか尋ねた。すると、正しいと思っていると答える児童が多かった。そこで、「その情報、本当かな?」のビデオを見せた。そして、「正しくない情報にはどんなものがあるか」を考えさせ、「間違った情報には、どんな問題点があるか」について考えさせた。子どもたちは、ビデオの話をもとに、「うその情報だったら、だまされることになる。」「いやな思いをする。」「パニックになる。」などと答えていた。そして、情報の内容によっては、人を傷つけることになることまで学習をすすめることができた。
さらに、正しいかどうかをどうやって判断するかを考えた。ビデオを見ながら、「他のインターネットの情報と比較する」「テレビや新聞など、他の情報で確かめる」ことを学習し、最後に、最終的に、自分ひとりで判断しないで、家の人に確かめることを確認した。
コンピュータの利用やインターネットで情報を得ることは、便利であることは否定できない。しかし、時には大きな落とし穴があり、危険と隣り合わせになっていることを、これからも、機会あるごとに伝えていかなくてはいけないと思っている。