【常滑・大野小】「チャットと普段の会話とのちがいについて考えよう」
- 公開日
- 2011/10/28
- 更新日
- 2011/10/28
愛知1200校の取り組み
10月20日(木)、6年生の児童を対象に、文字だけのコミュニケーションであるチャットについて考える授業を行いました。
本時の最初にアンケートを行い、27名のうち11名の児童が、1週間のうち3日以上チャットをしているという実態が明らかとなりました。
次に、チャットの中に出てきた人物アラシによって会話の邪魔をされることで、次第に感情的な書き込みをしてしまうというビデオクリップを視聴し、チャットと普通の会話ではどんなところが違うのかをワークシートに書かせました。子どもたちからは、「チャットだと相手が分からないから、普通の会話では言えないことが言える」「チャットでは顔を見ずに話すので、相手の気持ちが分からない」「チャットでは言い逃げができる」などといった考えが出ました。ビデオクリップに出てきた登場人物については、「人の気持ちを考える」「冷静になればよかった」といった意見が出ました。
まとめとして、全員でチャットの疑似体験をして、どうすればコンピュータを通して適切なコミュニケーションがとれるかを学びました。
この日は授業公開日でもあり、保護者の方も一緒に参加し、普段何気なく利用しているコミュニケーションの手段に問題がないかを親子で改めて考える良い機会になったと思います。