【豊川・東部小】無料ダウンロードにひそむ危険(マルウェアへの注意)
- 公開日
- 2011/11/28
- 更新日
- 2011/11/28
愛知1200校の取り組み
情報モラルについてどんな授業をしようか考えた時、学級内では、携帯電話を持っている児童は少ないが、ほとんどの児童は、家庭のパソコンを使いインターネットをしている。児童にとっても、インターネットは必要不可欠なものになりつつある。インターネットは便利な面がある反面、インターネットを利用した犯罪が起きている。これからの情報社会を生きる児童に、インターネットに潜む危険性を理解させ、インターネットを使った情報活用能力を高めたいと思い、豊川市の学習コンテンツを利用して、無料ダウンロードに潜む危険について学習することにした。
<本時のねらい>
悪意をもったソフトウェアやセキュリティ対策の必要性を理解し,セキュリティ確保をしようとする態度を身につける。
<授業の内容>
導入では、「『無料』という言葉を聞いて」という発問では、うれしいという意見とあやしいという意見に分かれました。
その後、アニメーション(無料ダウンロードにひそむ危険)を視聴して、無料のわけについて、グループで話し合いました。そこでは、「宣伝のため」「詐欺のため」「個人情報を集めるため」「人の関心をひくため」という意見がでました。
<授業の成果>
・導入で、簡単に個人情報を記入してしまったが、それが事件や犯罪に繋がる可能性があることを理解できた。
・個人が特定できる情報を発信する場合には、十分に注意する必要があることを理解できた。
・最後のふり返りでは、無料ダウンロードなど、大丈夫なのか、危険なのかしっかり判断できるようにしていきたいと書いていた児童が多く、たくさんの情報から、自分に必要な情報を判断しようという気持ちを高めることができた。