【愛西・永和中】技術科での情報モラル(著作権)に関する指導
- 公開日
- 2011/12/02
- 更新日
- 2011/12/02
愛知1200校の取り組み
数年前から、大学のレポートでWebページからのコピー・ペーストが問題となっている。これは、著作権に関する無知に加えて、これくらいはいいだろうという意識の低さが原因と思われる。中学生でも、読書感想文や理科の自由研究など、インターネットで見つけた文章を写したと平然と言う生徒も見うけられる。やはりこれも著作権に関する知識のなさと、モラルの低さによるところが大きいと考える。そこで、3年生の情報とコンピュータの授業で、Webページからのコピー・ペーストの問題を中心に著作権に関する授業を行った。
題材は、自分の「お気に入り」のWebページを3つ、ワードでA4用紙1枚に概要を見やすくまとめて紹介するものである。Webページを3つ選択した時点で、最近問題となっているWebページからのコピー・ペーストのモラルの問題に触れ、ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/)で著作権について学習した。
コピー・ペーストのモラルに触れることにより、Webサイトの内容をそのまま貼り付ける生徒はいなくなった。また2010年より、違法配信されている音楽・映像を、違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する、いわゆる「ダウンロード違法化」の措置が著作権法に盛り込まれたことも付け加えた。