【豊田・稲武小】ホームページでやってはいけないこと
- 公開日
- 2011/12/05
- 更新日
- 2011/12/05
愛知1200校の取り組み
今では、携帯電話から簡単に自分のブログやホームページを作ることができる。そんなブログやホームページでの注意点についての授業を5年生を対象に行った。
授業の内容としては、「ブログやホームページに記事を載せるときの注意点」という内容である。してはいけない書き方をしているいくつかのホームページの例を見せ、どこがいけないかを考えさせた。
自分の住所や電話番号が載っている記事の例は、ほとんどの子どもたちがすぐに「住所や電話番号を書いているところ。」と答えることができた。しかし、人が撮った写真を無断でホームページに載せている例や他人が写っている写真を本人の許可なく載せている例では、ほとんどの子どもたちが「わからない」と答えた。教師が、「他人が撮影した写真を無断で記事に載せることは法律に違反しているんだよ。」と解説すると、納得した様子だった。しかし、数名の子どもたちは、「自分が撮った写真なら他人が映っていてもいいんじゃないの。」と疑問をもつ子もいた。そこで教師が、「自分のことが知らない間に記事になり、インターネットに載せられることは、その人にとって嫌な気持ちがするんじゃないかな。」と説明すると、子どもたちは「そうだなあ。」と納得した。「ではどうすればよいか」と問うと、「自分が撮影しても他人が映っている場合は、その人に許可をもらう。」という意見が出た。
この日の授業の感想では、「普段何気なく見ていたホームページでもやってはいけないことがたくさんあるということがわかった。」と多くの子どもたちが書いていた。
今回の授業は、子どもたちが将来、携帯電話を持つことを想定して授業を行った。また、ホームページやブログを見ている子どもたちに、その情報が確かなものかどうかを見極める目をもつことも必要であると伝え授業を終わった。