【西尾・鶴城中】マイホームルールをつくろう
- 公開日
- 2011/12/22
- 更新日
- 2011/12/22
愛知1200校の取り組み
本校では第1学年を対象に、「携帯電話とのつきあい方」というテーマで実践を行った。
まず、実態調査のために第1学年を対象とした、アンケートを行った。その結果、学年全体では約4割の生徒が自分専用の携帯電話を所持していることが明らかとなった。また、その利用の内容は家族との連絡や友人とのメールが主であり、基本的な利用に留まっていることもわかった。そこで、携帯電話を持っていない生徒も参加できる授業を目指し、携帯電話の使い方を考える実践を行った。
実践では、メールを返せなかった友人に一方的に絶交を突きつける事例や、チェーンメールといった基本的なトラブルを紹介した後、グループを家庭に見立てて携帯電話の使い方のルールを話し合った。メールをするときには時間の制限を決める、差出人がわからないメールは絶対に返信しない、悩んだり迷ったりしたときには大人に相談するなどの自分たちのルールができあがった。すでに携帯電話を所持している生徒にも、今後の携帯電話とのつきあい方を考えるきっかけになったと考える。また、携帯電話を所持する生徒は今後増えてくると思われるため、これからも継続的に指導を行い、事前にトラブルを予防していく必要性を感じた。