【豊川・小坂井中】思いやりの気持ちを育むための情報モラル教育
- 公開日
- 2011/12/22
- 更新日
- 2011/12/22
愛知1200校の取り組み
<研究の成果と課題について>
思いやりの気持ちをもって、他者とのよりよい人間関係をつくるための手立てとして、情報モラル教育と人権教育を結びつけた実践を行ってきた。授業に対する生徒たちの振り返りを見ると、どの生徒も「相手の気持ちを考えて(携帯電話を)使わなくてはいけない」といった趣旨の感想を書いており、人の気持ちをよく考えて携帯電話を使わないと思わぬトラブルに巻き込まれる危険性があることを理解していた。
本実践では、生徒の考えを整理し、それぞれをかかわらせていく活動を行った結果、情報機器を使う際の善し悪しを具体的、多面的に判断し、相手の気持ちを考えてよりよい行動をしていこうとする姿勢を想定することができた。これは、本題の解決に向けて正しい判断をしようとする意識の具体的表れであると考える。
今後は、教科指導や道徳などの場面も使いながら、情報モラルと人権について深く考える単元を構想し、子どもたちのよりよい生活を実現するために、研究を積み重ねていきたい。
【豊川・小坂井中】資料1
【豊川・小坂井中】資料2
【豊川・小坂井中】資料3
【豊川・小坂井中】資料4