i-モラル日記

【刈谷・住吉小】携帯電話の使い方を疑似体験しよう

公開日
2012/01/12
更新日
2012/01/12

愛知1200校の取り組み

 本校の6年生のクラスで、携帯電話の正しい使い方について学習しました。携帯電話についてのアンケートをとってみると、38人中11人が自分専用の携帯を持っており、「携帯電話について興味があるか」という質問には、ほぼすべての児童が手を挙げました。しかし、「チェーンメールについて知っている」と答えた児童は、3人しかいないなど、携帯電話がもたらす問題について知っている児童はわずかしかいませんでした。そこで、ジャストシステムの「つたわるねっと」を利用して、携帯電話のメール機能を疑似体験し、携帯電話を使用する上で正しい使い方や危険性について学習しました。

 授業の内容は次の通りです。
1 携帯電話を使うとおこる問題について意見を出し合う
2 メールやネットゲームなどのやりすぎにより「メール依存」「ネット依存」についての動画を全体で視聴する
3 コンピュータ室で携帯電話のメール機能を使い、体験する
4 児童がメールをやり取りしているところに、教師が迷惑メール、個人情報採取メール、チェーンメールを送信し、メールでのトラブルを体験する
5 携帯電話を使う上での注意点を知る

 児童の振り返りカードには、「疑似体験では迷惑メールを全部開いてしまったけど、気をつけたいと思いました」「迷惑メールに適当な情報を書いても何ともないと思っていたけど、そこからまたメールが来るなんて思わなかった。」「携帯は使い方次第で良くも悪くもなるから気をつけたい」と書かれており、携帯メールの疑似体験の中で、児童は楽しみながらも、「携帯電話を使うときには注意しなくてはいけない」という意識をもたせることができました。