【豊明・沓掛小】「個人情報をしっかり守る、よくないページが出てきたときの対処法」
- 公開日
- 2012/02/09
- 更新日
- 2012/02/09
愛知1200校の取り組み
豊明市内では、国語の時間に「ゆるやかにつながるインターネット」という教材があり(光村図書 1月中旬)、今回情報モラルにおける授業を行う以前に、インターネットを使うにあたっての注意点を学習していたので、授業に対する子どもたちの関心は高かった。
本時の授業では、最初にeライブラリのネットモラル「インターネットを利用するためのルールとマナー集 こどもばん」というページを印刷して子どもに配り、インターネットを楽しく安心して利用するために身につけること、覚えておくことを説明した。この教材では「自分の身は自分で守る」「相手のことを思いやる」「声や表情は伝わらない」「パスワードは他人に教えない」「個人情報はすぐには答えない」「先生や親などの説明をよく聞く」の6項目をインターネットを利用する上でのルールとして挙げられていた。
次に、ジャストスマイル4の「個人情報をしっかり守る」「よくないページが出てきたら」という情報モラル実践教材についての学習を行った。これらの教材では、児童用パソコンの受信ボックスに送られてきたメール本文のリンクをクリックすると、ゲーム感覚で自分や友達の個人情報を教えたり、ウイルス感染や駆除の仕方を疑似体験することができる。最初にインターネットを安全に利用するためのルールを押さえていたので、多くの子どもは自分の「本当の個人情報」をパソコンに打ち込んだり、用心せずにメールの本文のリンクをクリックすることはなかった。しかし35名中10名の子どもは自分や友達の「本当の個人情報」を打ち込む結果となった。授業の最後には、教師がスライド教材を用いて、再度、個人情報をしっかりと守る、よくないページが出ても無視する・先生や親などの大人に相談する、ということを確認した。
今回、eライブラリ、ジャストスマイル4を用いることで、インターネットを使う上で気をつけなければいけないことを視覚的、疑似体験を通してわかりやすく学習することができた。