【安城・祥南小】ちょっと待って、そのメールは!
- 公開日
- 2012/02/20
- 更新日
- 2012/02/20
愛知1200校の取り組み
本校の5年生では、東日本大震災の直後「関西電力で働いている友だちからのお願い」というチェーンメールが関西・中部地方の各地で広がった問題を取り上げて、メールの正しい使い方や注意することなどについての授業を行った。
まず「インターネットや携帯電話のメールが、使えなくなったらどう思うか。」という質問を投げかけた。ほとんどの児童は、「メールが使えなくなったら、とても不便。」「インターネットが使えなくなったら、自分で調べたいことができなくなる。」「今は使わないけど、大人になった時や働きに行くようになった時、とても困ると思う。」などという意見が出た。次に「インターネットやメールを使うことは、便利で楽しいですか?」という質問をした。9割の児童が楽しいと答えた。そこで、東日本大震災の直後のチェーンメールを紹介した。「電子メールを使うことは、決して楽しいことだけではなく、使い方が重要なのです。」と話し、「はむはむのオンライン教室」を使って、メールに関係する様々なトラブルについてのシュミレーションを行った。
授業の感想には、「知らない人から来たメールは、開かず削除する。返事を出さない。ということが分かりました。」「インターネットを利用することは、コンピュータウィルスに感染したり、他人を困らせたりする可能性があるのでこれから気をつけたい。」と書かれていた。メールの使い方で注意することについては理解できた。しかし、インターネットに関係する犯罪は、年々巧妙化している。情報モラルの授業を継続的に行い、使う人の危機管理意識が向上するようにしていきたいと思う。