【田原・中山小】『インターネットを正しく使いこなそう!』
- 公開日
- 2012/03/01
- 更新日
- 2012/03/01
愛知1200校の取り組み
3年生でインターネットを使って調べ学習をした。これまで、コンピュータを使って、お絵かき等の学習は経験しているが、インターネットを使っての調べ学習は初めてのことであった。
学級の実態として、家庭でのインターネットの活用状況は、『よく使う』と答えた子が22人中6人、『時々使う』が8人、『使ったことがない』が8人であった。このことから、子どもたちにとってインターネットが比較的身近な情報媒体であることがうかがえた。
授業の感想では、「字を入れるだけで、いろいろなことが調べられて便利」という声が多く聞かれた。しかし、必要な情報を取捨選択することの大切さや、ネットに潜む様々な危険性に気づいている子はほとんどいない。そこで、教育ソフト『キューブきっず』の「あんしん・あんぜん情報モラル」というコンテンツを活用して、インターネット上には、正しい情報とそうでない情報があることを学習した。
学校のコンピュータには、有害サイトにフィルタリングがかかっているため、子どもたちがネット上の危険にさらされる可能性は低いと考えられる。その反面、家庭では、まだまだペアレンタルコントロール等の対策が不十分であるのが現状である。今後、家庭でもインターネットを使って、調べ学習をする機会が増える子どもたちのために、保護者と連携して情報モラルについての意識を高めていくことの必要性を感じた。