【春日井・坂下小】「不適切なWebページに遭遇したときの対処法」の学習
- 公開日
- 2012/03/09
- 更新日
- 2012/03/09
愛知1200校の取り組み
先日、「インターネットの利用により、被害にあっている小学生が増えている」という報告を受け、本校では3年生以上の児童を対象にパソコン・携帯電話利用調査を行いました。その結果、多くの児童がインターネットを利用しており、その中には一部ですが「料金を請求されたことがある」という状況がわかりました。
そこで、4年生を対象に「不適切なWebページに遭遇したときの対処法」を主題に学習を進めることにしました。インターネットには知りたい情報をすぐにみることができるプラス面と自分たちを危険に巻き込んでしまうマイナス面が共存しています。本時では、児童が不適切なWebページに遭遇したとき、適切に対処する能力を養うことをねらいとしました。
実際の授業では、まず「安全なネットの使い方」の映像を見て、インターネットの危険な場合を児童に知らせました。次に「困ったWebページにたどりついたときどうするの?」を見せ、危険なページに出会ったときの登場人物の気持ちを考えさせました。その中で、「軽はずみな気持ちで見ないこと」「まわりの言動が大きく影響すること」を感じさせるとともに、もし見つけた時には「大人にきちんと相談する」「子どもだけで勝手に行動しない」ことを確認させました。また、危険なページとして「デマ情報」「有料」「ワンクリック」「フィッシング」などを紹介し、危険に対する意識を高めさせました。
児童の感想には「インターネットには危ないページがあることを知りました」「おかしなページが出たら、すぐに消します」「変なページにあったら、家の人に相談します」といったものがあり、児童にも危険に対する意識が高まったようです。今後も、インターネットをはじめとした情報機器を安全に有効利用できる児童を育てていきたいと思います。