【田原・田原東部小】著作権を考えよう
- 公開日
- 2012/03/19
- 更新日
- 2012/03/19
愛知1200校の取り組み
田原市立田原東部小学校では、6年生を対象に情報モラルの授業を行いました。6年生では、総合的な学習の単元『ふるさと再発見〜田原のよさ伝えよう〜』の発表会で、プレゼンテーションソフト「パワーポイント」を利用しています。そのために、文書や記事の引用、写真・イラストの利用などについて、「著作権」について考える授業を行いました。
最初に、スズキ教育ソフトの「あんしん・あんぜん情報モラル」より、「そのイラスト、使ってもいいの?」を活用して学習しました。友だちの描いたイラストを無断で利用して、自分のホームページにのせたという事例を見せた後、自分のイラストを利用されたモモコが怒った理由を考えさせました。「まずモモコに尋ねてから、使わせてもらった方がよかった。」という意見が多く出されました。
次に、解説を見せ、イラストや文章、音楽などの人が考えて作ったものには「著作権」という権利があり、勝手に使ってはいけないことを知らせました。また、著作権者の許可を得てからなら利用できることにも触れました。これらのことは、お互いの作品を大切にしようという気持ちからできたルールであることを確認しました。
事後の感想には、「苦労してつくった人の作品を勝手に利用してしまうと、相手を傷つけてしまうので、著作権を考えて行動したい」「多くの人に見てもらうようなものをつくる時には、モラルを守るよう気をつけたい」「テレビなどのキャラクターを気軽にポスターなどに利用しないようにしたい」などが出されました。
発表会へ向けた学習を通して、子どもたちは「著作権」を考え、責任ある言動をとることの大切さを学びました。