【安城・篠目中】携帯電話の正しい使い方について
- 公開日
- 2012/03/22
- 更新日
- 2012/03/22
愛知1200校の取り組み
1 携帯電話と毎日の生活
携帯電話を利用している生徒がずいぶんと多くなっているが、メールがすぐに返ってこないといらいらする、携帯電話がないと友達が増えないといったような声が生徒から聞こえてくる。そこで、「なんで私が」という資料を使い、考えることにした。この資料は、病院に運ばれた祖母のもとへ行き、友達のメールの返事ができなかったために、クラスのみんなから無視をされることになった女の子の話である。
2 授業の様子と生徒の感想
まず、なぜ無視されるほどのことになってしまったのかを考えた。「毎日深夜に及ぶまで、携帯メールで会話をしてきたから、返事が返ってくるのが当然と思われてしまった。」「私も経験あるけど、親の言うことを聞かず、携帯電話ばかりいじっていたから。」など、自分の体験をもとに、意見を言う生徒もいた。そして、自分なりの携帯電話のルールを考えた。「夜9時以降はメールをしない。」「直接話せばいいことは、学校で話をする。」「料金を払ってもらっているから、親の言うことは聞く。」などが挙げられた。
最後に、このような自分なりのルールをきちんと友達に伝えることや、それを理解してあげることの大切さを、みんなで確認することができた。