【春日井・出川小】児童の発達段階を考慮した系統的な指導
- 公開日
- 2012/03/23
- 更新日
- 2012/03/23
愛知1200校の取り組み
春日井市立出川小学校では「事例で学ぶNetモラル」を教材として情報モラル教育を進めています。
年間の指導計画を作成し、児童の発達段階を考慮して各学年で指導するコンテンツを決め、系統的な指導が出来るようにしています。
3年生では、1月に「写真と肖像権」という内容を学習しました。まず、小学校の学習発表会で幼稚園の頃の写真を使ってA君が発表したところ、たまたまその写真にクラスの女の子の泣いている姿が写っており、それを見た女の子が恥ずかしくて泣いてしまったという内容のクリップを児童に見せました。その後、この事例における「問題点」と「どうすれば良かったか」の2点について話し合いをし、最後にまとめのクリップを見せて学習の押さえをしました。この授業を通して、児童は「1.人が写った写真を勝手に使ってはいけない。2.人が写った写真を使うときはその人に許可をとる」ということを学びました。