【豊橋・石巻中】「個人情報」とは何かについて、話し合いました
- 公開日
- 2012/03/30
- 更新日
- 2012/03/30
愛知1200校の取り組み
1年生の学活で、「個人情報」とは何かについて、話し合いを中心にした授業を行いました。携帯電話のメールアドレスを本人に無断で、教えてしまった生徒がいて、それが大きなトラブルに発展してしまったという想定で取り扱いました。
個人情報という言葉の意味を全員が理解することをねらいとしました。情報教育(情報モラル学習)の導入的な位置づけとして、実践しました。そして、個人情報の裏に隠れている負の部分へ発展していくことを計画しています。
授業ではまず、個人情報と聞いて連想する言葉を発表させ、ワードマップをつくりました。 氏名、生年月日、住所など出てきた言葉の中で、個人情報の一部になる(なりそうな)ものと生体情報(指紋など)に大きく分けていきました。そして、その言葉を組み合わせることで、ある一人の人間を特定できる(突きとめる)場合に、個人情報に該当することを知らせました(個人を特定することができなければ、個人情報に該当しない)。しかし、各種カードやメールアドレスはデータベース的に、また情報技術的に特定の個人を特定できる可能性が高いので、それだけでも個人情報になり得ることを伝えました。
最後に、「1 自分にとって個人情報とはどういうものか。2 個人情報が漏れてしまったら…」という内容でまとめさせ、意見交換をしました。その中に書かれていたこと(法律やマナー、事件に関する)の中から順次取り上げていく予定です。