正しい人間観 船井幸雄の人間学
- 公開日
- 2024/03/16
- 更新日
- 2024/03/16
船井幸雄の人間学
3/15 正しい人間観
リーダーにとって、正しい人間観は欠かせない。
「人は何のために生まれてきたのか」。このことに関する深い洞察と哲学なくして、これからのリーダーは部下や組織を率いていくことは、難しいのではないかと私は思っています。といいますのも、特に日本のような先進国では、働く環境もまた暮らしのレベルも裕福な状態を獲得し、もはや、食べるためだけに働き生きた時代は遠い昔となりました。いまや、恵まれた環境のもと、人々の知識数順も高くなっています。衣食足って本質を求めるのではないですが、人間としての本質的な生き方が始まっているレベルに達しています。
解説
人間はこの世になぜ生まれてきたのか。そして、この世を去るのか。生と死のなぞを考えると、自分の生き方が決まる。人の脳は快となるために生まれてきた。それを幸せという。しかも、自分だけのエゴでいきていくと生き苦しくなる。他者への喜びをもたらすことによって、脳は良いホルモンを出す。自他共に喜び分かち合うような生き方をしたいものである。