学年別ワークショップでは、学習指導要領解説の読み方と「学習のデザイン」の確認を行いました。板橋先生からは、「先人の働き」における学習指導要領解説の説明がありました。開発、教育、医療、文化、産業における具体例の提示、調べる活動の３つの視点、また観点ごとの具体的活動について確認できました。吉原先生からは、「玉川兄弟」における単元計画の説明がありました。「つかむ」段階における具体的な資料、「しらべる」段階の３つの視点、「まとめる」段階の具体的な活動について確認できました。また、学習に関連する社会科見学先、書籍の紹介もありました。最後にグループトークを行い、実践したことのある先人の事例や日々の社会科学習の悩みを話し合いました。

　また、学年部会では、学習指導要領解説の説明と学習のデザインの確認から行いました。名取先生からは、「文化財や年中行事」における学習指導要領解説の内容の説明がありました。文化財か年中行事のどちらかではなく、どちらも履修することを確認できました。また、選択・判断に関わる学習では、地域の新しい祭りに触れても良いことも確認しました。竹内先生からは、単元計画の説明がありました。文化財や年中行事の「位置や名称」「起源」「内容」を調べることを通して「どのように保存や継承を行っているのか」という問いを引き出すことを確認できました。また、四谷小学校で実際にゲストティーチャーを行っていただく方にもお越しいただき、ゲストティーチャーの活用の仕方も検討することができました。