研究室日記

9月27日パワーUPプロジェクトIIでの学び(河上)

公開日
2024/09/28
更新日
2024/09/28

学生の学び

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 こんにちは!10期生の河上です。

 

 現在、教育実習真っ只中です!(笑)毎日子どもたちと楽しく過ごさせてもらい、充実した実習を送らせていただいています。そんな中、27日に玉置先生の講演があるということを実習校の担任の先生に教えていただき、急遽!担任の先生と一緒に参加させていただきました。ということで今回はパワーUPプロジェクトII「子どもが活躍する場面を広げる、教科書を上手に活用した授業」での学びを記事にしていきたいと思います。

 

 1つ目は指導観や教材観をしっかりと持って授業に臨むということです。毎回、指導案を書くわけではないので、文章で毎回書けというわけではなく、この教材を通して、こういうことをできるようになってほしいという、考えを持って授業をすることが大切ということです。指導案を書くから考えるのではなく、常に考えて授業をすることに意味があると感じました。「積み重ねでしか授業は変わらない!」という言葉を忘れないようにしたいです。

 

 2つ目は「ノートは再現させる!」ということです。ノートを書いたところで家に帰って見返す人は滅多にいません。またノートを書くときに、何回も顔を上げる子は何も考えていないので意味がありません。そこで息継ぎ法を使うと良いことを学びました。例えば2回だけ黒板をみていいよと言います。そうすることで子どもは一生懸命覚えてから書くようになります。そうすることで、子どもたちの頭をフル回転させることができます。また、一言一句あっていなくてもいいので、写すではなく再現すると指示することが大切ということを学びました。

 

 3つ目は教科書を上手に活用することで一人ひとりが活躍することができるということです。例えば、算数ではよく登場人物(れんさんやエマさん等)がヒントを話しています。その言葉を使い、子どもたちに考えさせます。子どもにいきなり問題を解いてと言って解けるのは優秀な子だけです。また無理に子どもたちに解かせようとしてもねらいの発言が出てくることは少なく、授業自体がグダってしまいます。教科書の言葉を予め確認してから、授業を展開していくことで全員が考え、活躍することができます。他にもQRコンテンツを音無しで使い、子どもたちに「何をしている?」と問いかけことで、考えさせることができます。音を消すことでより効果的に使えるものもあるということを学びました。

 

 すぐに使える授業技術もたくさん学ぶことができたので、あと1週間ある実習で取り入れていきたいと思います。お忙しい中一緒に参加してくださった担任の先生、快く参加を許可していただいた玉置先生本当にありがとうございました!(河上)