味岡児童館での勉強会2(牧野)
- 公開日
- 2016/03/01
- 更新日
- 2016/03/01
学生の学び
後半からは、特別講師の方がお二人来てくださいました。
お一人目は玉置先生の奥様です。現場に基づいた実践的な話を聞くことができました。また、私の質問に細かく答えてくださり、私自身、卒論研究の大きな収穫となりました。
次にお話をして下さったのは、後藤孝文先生です。学び合う学習についての話でした。その中で一番心に響いたことは、今、学び合いを進める理由の一つである、「だれも一人にしない」ということです。
「だれも一人にしない」ということは、授業中ひとり残らず学びに参加させることであり、ペア学習や、グループ学習を通して、子どもたち同士を関わらせて、蚊帳の外にいる子どもをなくす、ということだと思います。
授業とは、学校生活の大半を占めるものです。そんな授業で、「だれも一人にしない」学び合いを行ったのなら、すべての子どもの学びが保証されるとともに、授業を通して、学校生活の居場所や居心地の良さが確立されるのではないでしょうか。
学習面でも、生活面でも、以上のような効果が期待できることを今回発見し、より一層「学び合いの授業」に興味がわきました。今回見ることのできなかった、学び合いの授業のビデオがまた楽しみです。
今回も学びのあるゼミとなり、企画して下さった玉置先生、お話して下さった方々に感謝しております。ありがとうございました。(牧野)