研究室日記

授業深掘りセミナーに参加して(河合・準ゼミ生)

公開日
2016/03/15
更新日
2016/03/16

学生の学び

 2月27日、授業深掘りセミナーに参加しました。

 前半は伊藤先生の国語の授業でした。語感を磨くことをねらいとした授業で、「トイレ」という言葉の他にどのような言葉があるのか子ども役に答えてもらい、それを臭い順に並べさせたり、根拠を答えさせたりして、言葉によって感じ方が違うということに気づかせていました。

 最後には本の紹介と次回の予告がありました。教科書を使わない授業をしていたのが、とてもいいなと思いました。また、子どもが興味を持ち、かつイメージしやすいネタであったため、国語があまり好きでない僕でも楽しんで授業を聞くことができました。子どもたちにとっては、とても楽しんで考えることができる授業ではないのかなと思いました。

 数学は答えが一つしかないのに国語は答えがたくさんあります。なぜそうなのか自分で根拠をもって答えることが大切なのだと思いました。ただ線引いて覚えろは授業ではないと思います(僕の時は覚えろという先生が多かったです)。とても参考になる授業でした。改めて言語は面白いと思いました。

 後半は野木森先生の理科の授業でした。ものの燃え方をテーマにした授業で、30分間の設定でしたが、その中でも自分たちで考えた様々な実験をして考える授業でした。

 前回の復習がありましたが、記憶が戻ってくるのでこれは絶対入れたほうがいいと思います。今日は何やるのだろう?とワクワクする気持ちが高まりやすくもなると思います。

 動画を使って実験を見せるのは前に出て実演するよりスムーズにいくので、とても参考になりました。子どもたちにペアでやってみたい実験を考えてやらせることは、まさに思考力がつく授業だとも思いました。

 野木森先生の授業で、1番参考になったのはペアを変えてどんな実験をしたのかを交流し合う時間を設けたことです。なるほど、全体で発表ことではなく、こういう方法もあったのだと思いました。それに結論が導きやすくなると思います。実験後の部分もぜひ見たいと思いました。

 玉置先生と面談する機会があり、ゼミに入れなくても、何かの機会に勉強したいと話したことから、今回の機会を与えていただきました。とても感謝しています。(河合)

  • 245510.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2190001/blog_img/5800683?tm=20240805123920