研究室日記

玉置先生による阿久比高等学校での出前授業(松井)

公開日
2016/11/18
更新日
2016/11/18

学生の学び

11月10日(木)に愛知県立阿久比高等学校で玉置先生の授業がありました。今回はその授業を参観して学んだことを書きます。

玉置先生のゼミに入り、多くの小中学校で授業の参観をさせてもらっていますが、高校に行くのは初めて。高校生がどんなことを考え、どんなことを話すのかがとても楽しみでした。

「教師になるには」というテーマで90分間、私たちゼミ生は「生きたパンフレット」として授業に参加させていただきました(笑)
「教育とは」「教師の魅力」などについて生徒と一緒に考えましたが、高校生もしっかりとした考えを持っていたことに驚きました。
中でも「教育はビジネスか」という話題では高校生が賛成派と反対派に分かれて議論をしたのですが、聞いていても「なるほど!」と思う発言をする生徒が多く、答えのない問題を考える楽しさを味わうことができました。

最後に行った算数の題材「17段目の秘密」では、ちょっとしたハプニングがありました。生徒に好きな1桁の数字を聞いた際、「5です」という答えが返ってきたのです。この題材の秘密(最初に5を扱うとおもしろくなくなってしまうのです)を知っている私は、玉置先生も困るだろうなと感じたのですが、先生はそれにとっさに反応し、何事もなかったかのように後ろの生徒に数字を聞いていきました。私が教師だったら瞬時に同じ対応ができなかったと思うので、先生の話術と対応力はさすがだと改めて感じました。

高校生の授業でも、丸つけ法や○×法で全員参加の授業になっていました。授業技術をもっと学び、それが日常的にできる教師を目指していきます。(松井)

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