4月29日5期ゼミ発表を終えて(中西)
- 公開日
- 2019/05/05
- 更新日
- 2019/05/05
学生の学び
こんにちは。5期生の中西です。4月29日、菊池先生の「授業がうまい教師のコミュニケーション術」をもとに私が発表した内容から改善すべきことを2つ書きたいと思います。
一つ目は、発言した子に対してその理由を聞くことです。私は意図的指名を行うことに必死で、発表した人の発言に対する深掘りを全くしませんでした。その結果、発表全体的が淡々と進んでいってしまった気がします。その子がどのように考えたのか、なぜそのように思ったのかを時と場合に応じて追加で問いかけることで、より明確な考えを聞き出すことができます。授業の幅を広げる上でも大切なことだと学びました。
二つ目は、授業を展開していく中でいらない発問はなくすということです。私の発表では、教師からの問いかけに対して黙ったままの子への教師の対応を扱う内容の中で、「教師は子どもの言葉を先取りや代弁せず、励ましと期待の言葉をかける。」というまとめでした。
このような場面で教師に言われたら嫌な言葉は何かを挙げていってもらいましたが、そのあとにまた子どもはどんな気持ちになるのかを問いかけてしまいました。嫌な言葉と先に言っているのに、気持ちを聞く必要はありません。また、最後のまとめにも上手くつながりません。発表の準備段階で気付くべきだったと反省し、次回へ活かしていきたいと思います。
私は第1回目の発表が5期生のなかで一番最後だったのでプレッシャーでしたが、思っていたより落ち着いて発表ができたという収穫と先ほど上げた課題の両方を見つけることができました。次回は1回目の反省を活かしてより良い発表を作り上げていきたいです。(中西)