第2回教師力アップセミナーでの学び(岡田、松野)
- 公開日
- 2025/09/03
- 更新日
- 2025/09/03
学生の学び
こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は6月15日の第2回教師力アップセミナーに参加して学び得たことについて記事にしていきます。
今回のセミナーでは、渡辺道治先生にご講演していただきました。
〇教師に必要な力とは
渡辺先生のお話から、教師に必要な力として①声、②目線、③立ち姿勢ということを学びました。
・声は、75dB以上の音量で話したり、「ファ」や「ソ」の音域で話したりすることにより、相手に伝わりやすく、説得力のあるものになることを学びました。
・目線は、一人一人に向けること、目線を上手く使うことで、言葉を出さなくても、伝えることができることを学びました。
・立ち姿勢は、「話す前から、語っている」と渡辺先生が仰っていたように、立ち姿勢からも子どもに思いを伝えることができることを学びました。
渡辺先生の講演の中には、今から意識して使うことができるスキルをたくさん教えて頂きました。来月には、教員採用試験の2次試験があるので、これから意識して鍛えていきたいと思います。渡辺先生、大変貴重な学びをありがとうございました。(岡田)
今回は6月15日に参加させていただいた渡辺道治先生による教師力アップセミナーでの学びを記事に書かせていただきます。
渡辺先生のご講演を通して、学級開きや作文指導で大切なこと、教師として鍛えておくべきことなど、多くのことを学ばせていただきました。その中でも特に印象に残った2つのことを書かせていただきます。
まずは教師として鍛えておくべきことと伝え方についてです。「声」「目線」「立ち姿」の3つのスキルが大切だと学びました。特に声では、音量と音程、音質が重要であり、子どもを認めたり励ましたりする際には表情と少し高めの声で話すことを意識することで、子どもたちにも思いや言葉が伝わりやすくなると学びました。
また、子どもの前で話す際に、「~しなさい」などと何もかも指示したり与えたりすると、子どもたちの「知りたい、やってみたい」という思いがなくなってしまうため、まっすぐに伝えるだけではなく、子どもの思いや意欲を引き出すような言葉を使うことが大切だと学びました。そうすることで、子どもたちにも伝わりやすくなると学びました。
次に、作文指導についてです。今回のご講演では、作文指導を実際に体験させていただきました。
まずは教科書の文章を視写して暗唱します。そうすることで、表現方法や言葉の世界も広がっていくと学びました。その後、好きな場所を選び、視写した文章を真似しながら少し変えて文を作っていきました。
私自身、作文は苦手ですが、実際に書いてみると、どのような文章の流れで書くとよいかが分かりやすく、自分の好きな場所を選択して、感じることや聞こえてくる音に耳を傾けながら文を作っていくため、楽しみながら作文を書き進めていくことができました。また、仲間と交流するなかで、文章構成は似ていても内容が大きく異なり、同じ文章からこんなにも違いが生まれて新しく気付くこともあり、仲間の文章からも学ぶと同時に、驚きと楽しさを感じることができました。
このように、作文指導は「視写」から行うことで、作文を苦手とする子どもも書きやすく、作文を得意とする子どもも新しい表現を学ぶことができるため、視写することが大切だと学びました。
私は渡辺先生の講話から子どもたちに思いや言葉が伝わりやすくするためには、教師の声や伝え方、目線のコントロールや立ち姿が特に重要であると学び、子どもたちの良さを伸ばすためにも、子どもたちが認められていると感じることができるようにするためにも、今回学んだことを今日から意識していきたいと思いました。そして、子どもが楽しみながら、新しいことに気付いたり学んだりすることができるように工夫し、子どもが自ら知りたい、学びたいと思えるような授業をつくることができる教員になりたいと思いました。
今回も貴重なお話と学びの機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)