研究室日記

6月23日6期生ゼミでの学び(金子)

公開日
2021/06/25
更新日
2021/06/25

学生の学び

 こんにちは、6期生の金子です。23日に行われました、6期生ゼミでの学びをまとめます。

 今回は玉置先生が経験された3つの場面の子どもたちから、教師の働きかけの違いについて考えました。すべて玉置先生が授業や振り返り時に「何をしているの?」と子どもに聞いたものであり、1人目は体育の授業終わりの場面で「紙に今日の振り返りをして、もっと良くしようと思っている」と言い、2つ目に体育の授業で話し合っていた女子たちは「もっとこうしたくて話し合うことで深めている」と答えました。3人目の図書館で本を読んでいた男の子は「本を読んでいる」と答えたそうです。

 この事例について、6期生で教師の普段の働きかけはどのように差があるのかを考えました。事例から3人目の児童の主体性が低く、何を学んでいるかが分かっておらず、本を読むことのみが目的になっていると考えました。そして、それは教師が何を学んでいるかを伝えていないからではないかという考えになりました。子どもたちに何をやっているかを伝えなければ、子どもは何を学んでいるか分からず、目的を見失い、自分の学びに気づくことも出来なければ、共有することも出来ず発展しないということが分かりました。

 ですが、ゼミ生の中野さんが仰っていてなるほど!と思ったことで、今日はこれをやりますという伝え方により児童が「先生はこの答えを求めているんだよな、、、」と思うことがないように、時と場合によって使い分けていきたいです。

 子どもたちがどんなに小さくても自分の学びに気づくことが出来ればもっと学びたい!と主体性が生まれると私は思います。そのため、それに気づくことができるように子どもの考えや発言にしっかりと価値付けをしていける教師になりたいです。そこから主体性が生まれ、子どもたち同士でもどんどん学びに気づいて、1人の学びを学級みんなの学びとして、宝としていっぱい作っていきたいです。

 いよいよ教員採用試験まで3週間ほどとなりました。最近、ふとあと少しと考えるとソワソワと緊張してくることがあります(笑)。ラストスパート頑張ります!(金子)

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