研究室日記

割り箸ってなんの木でできている?

公開日
2015/04/23
更新日
2015/04/23

学生の学び

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今日も学食に売っている弁当を購入した。
300円を片手に握っていけば、弁当が食べられる。
割り箸まで丁寧に付けられていて、とても親切だ。
食べ終わったら、ゴミ箱に捨てる。
とても便利だから、多くの学生が利用している。

毎日のように使う割り箸だけど、なんの木でできているのだろう。

国産のものは、杉や桧。海外から輸入しているもの(ほとんどが中国)は、アスペンやシラカバ、竹を原料としている。

国内の割り箸は約97%を輸入に頼っている。
そのため、国内の割り箸工場も年々減少している。
さらに、国内で作る割り箸の原料も国内の建築で使われなくなった木や、間伐材であったが、現在では建築に使う木々も海外から輸入されるものが多くなったことで、国内の林業がどんどん衰退してしまっている。

そして、日本割箸協会が、割り箸を使うことによる環境破壊などはないと言っている。

この記事を書くときは、一回の食事に一本の箸を使い捨てるなんて勿体無いということを書こうと思っていた。
しかし、割り箸から日本の経済を見ると、国内の林業や工場を動かすくらいの割り箸を使った方が良いのではないかと思った。(中田昂)