12月7日 8期生ゼミでの学び (安藤)
- 公開日
- 2022/12/22
- 更新日
- 2022/12/22
学生の学び
こんにちは!8期生の安藤です。今回は12月7日(水)のゼミでの学びを記事にしていきます。
まず、卒論についてのお話を聞きました。その後、算数の授業動画をみて気づいたことや疑問に思ったことを話し合いました。
実習後、授業動画を見る機会は今回が初めてで、実習前と見る視点が変わりました。実習をしたからこそ授業者の方の考えや気持ちが分かったり、自分の経験と重ね合わせたりして、より自分事として授業を見ることができるようになったと実感しました。
では早速、授業動画から学んだことを大きく3つに分けてまとめていきます!
[子どもの考えを引き出す]
最初から親切にテープ図や表などを提示してしまうと、子どもの解き方、考え方を限定してしまいます。親切は時に子どもの考える機会を奪う事にもなります。
そのため、「どうやって解いていくと良いかな。」というような子どもの発想を引き出す問いかけが必要だと学びました。生徒の発言を価値づけするチャンスを作るためにも、子どもが考える機会を仕組んでいくことが大切だと思いました。
[間違いは楽しむところ]
私は実習で、意図していない解答がでた時あせってしまいました。生徒は教師の反応をよく見ています。そのため、すべての子どもの意見を平等に受け止め、同じように板書する、同じように反応するということを心がけようと思いました。
さらに、焦るのではなく「学びを深めるチャンス」だと捉えて楽しむところだと気付きました。子どもが話し合い、考える場面にも繋がります。意図していない意見はおいしい意見として取り上げることが学び深まる授業の秘訣です!
[追体験を忘れずに]
間違えてしまった子をそのままにしてはいけません。理解できたか確認したり価値づけしたりするためにも、交流した後リターンをする事が必要です。他の子の意見をきくだけでは、聞いただけで終わってしまいます。そのためリターンした際に人の考えをもう一度体験させることが大切だと学びました。これは間違えてしまった子に限らず、普段の授業の中やふりかえりの際にとても有効だと思いました。実践でも「追体験」を意識して授業を行います!
授業は教師のちょっとした発言やり方によって子どもの反応、学びの質が全く違ってくると改めて思いました。子どもが深い学び合いができる授業をするための工夫をこれからも考えていきたいです!
そしていよいよ今週末にはゼミ合宿があります。卒論や面接練習が始まるので準備万端にして、気合を入れて臨みます!ご協力いただく先生方、そして先輩方、ご指導宜しくお願い致します!8期生みんなで頑張るぞー−ー!!!!(安藤)
※写真は林文通先生からいただきました(玉置)