野口芳宏先生の本を読んで
- 公開日
- 2015/10/12
- 更新日
- 2015/10/12
学生の学び
12日に、野口芳宏先生の教師力アップセミナーがあります。以前から野口芳宏先生のお話は聞いていましたし、国語専門の先生ということで、ぜひ参加して一度お会いしたいと思っていたのですが、あいにく大学の授業があり、断念しました。
そこで、野口芳宏先生の『子どもは授業で鍛える』という本を読みました。読み進めていて、私は心が痛くなりました。なぜかというと、野口先生が著者の中で良くないとしている授業そのものが、私が実習中に行った授業と重なるからです。
特に心に刺さった箇所は、「授業は、どの子も一人残らず自分の立場を持ち、主体的、自立的に考え、判断し、緊張と期待の中で授業に臨み、明確な自己評価をする」という所です。
私は、実習中の授業の反省の一つとして、授業を理解してない子の確認を怠った、という点が挙げられます。できる子だけで授業を進めていたのです。野口先生は著者の中で、どの子も一人残らず授業に参加すること、また、できない子がどれだけ伸びてできるようになるか、を重要視しているように思います。
私は読んでいて、自分を振り返り、自分の反省点に気づくことができました。もう失敗をやり直すことはできませんが、まだ中学校実習があります。心を入れ替えて頑張りたいです。実習の合間に、この本に出会えて良かったと思っています。(牧野)