研究室日記

2023年9月28日仕事日記

公開日
2023/09/29
更新日
2023/09/29

仕事日記

 今朝はメール処理から。いつもの喫茶店でモーニング。愛犬散歩。昨日の会議を受けて提案文書を作成して、関係者に送付。

 9時30分ごろ、行きつけの病院へ。血圧の近況報告をして1か月分の薬をもらう。父親の状況も伝え、処方箋を書いてもらう。

 10時40分に家を出て、安城市立安城東部小学校へ向かう。ナビは今日も名古屋高速使用を指示。途中から名二環に入り、豊田南ICで降りるように指示あり。渋滞なしのルート。ちなみに東名は工事渋滞中。学校付近に12時20分ごろに到着。例によってコンビニで時間調整。昼食+しばし休憩。13時ごろ学校着。EDUCOM社員1名も合流。校長と教務と懇談。

 13時45分から、5年生「どうする米づくり!?〜未来の食について考えよう〜」を参観。70時間完了単元の46時間目。4月からこのテーマで子どもたちの「なぜ?」「もっと!」を大切にしながら、育ててきた子どもたちの豊かな学びの姿を見せてもらう。11月9日の研究発表会では、本日のもやもや感が地域の方との交流でどう変化して、次の「なぜ?」「もっと!」につながっていくのか、とても楽しみになる授業。

 研究協議会までに動画を必死に整理してプレゼンに加える。授業者の自省冒頭の言葉は「苦しかったです」。我が学級の子どもたちならもっと!発言し、関わりあえたはず!という思いがあってのことと推測。容易に満足しない教師の姿勢があってこそ、今があるのだと思う。子どもたちは幸せだ。

 僕の指導助言を教務主任が以下のようにまとめて送ってくれた。紹介したい。

○ 安城東部小の研究に対して
子どもをよりよくするために研究をする
大きな単元の中で子どもを育てる
子どもの姿で語る研究発表会でありたい

はじめに子どもありき 子どもが何を考えているか、何に困っているか

ほめるための種をまいておく
「あとでほめるからね、これを言ってね」(机間指導で)

指導要領で目指す姿 持続可能な社会の創り手 → 東部小がやっていること


さかなクン 文部科学省の探究の応援大使 学習の個性化 自分はこれが学びたい
あることに長けた子ども どこかに得意をもった子ども

振り返りを大切にしている
もっと なぜ がつながる 自分自身の変容を振り返る 成長を確かめる

日頃の授業から、課題を解決していく 探究型の授業にしていくことが大切
探究は教育課程の究極のゴール

効果的なICT活用 に 興味をもって見にくる 積極的に活用していく
子どもの考えの構造化で話し合いをより高める

○ 今日の授業より
振り返りからの導入
子どもたちも、つながっているんだという意識で授業にのぞむ姿がよい

資料を元に発言している →「しっかりした資料を元に発言できていていいよね」
ここで価値付け

ときどきペアトークを入れるといい
その後 意図的指名して、その考えを出させるとよい 課題を引き出す
「すごいいいことを言っているね」と自信をつけさせて「次当てるよ」意図的指名

どうすればいいかわからないときに、「どうすればいいか」「こまった」 と板書

食堂に「困った」を聞いてみてもいい 話し合いの過程を伝えてプロに聞くといい

新しい視点での意見 旬の野菜 →「新しい視点」と板書する 焦点を絞る

「なるほど」と言った子に、「なるほどって、どうしてそう思った?」と聞いてみる

はじめに「むずかしい」と言った子に、授業の最後に、「どうだった?」と振り返ら
せる

相互指名だけでなく ここぞという時の意図的指名
ペアで話し合った時に、「困ったこと、迷ったこと、なぜ? があったら教えて」

日頃から「なぜ」をたがやす

意図的指名を大事にする

価値付けをしていく

〇 今後の授業展開のために意識して取り組むこと
・板書の工夫、構造化
 板書に心の記録(つぶやき)も残す
 「いきづまった」「困った」という子どものつぶやきも板書する → 焦点を絞る

 参観した人が、その場面を見た時に、今の話し合いの状況がわかるような、矢印、記号、絵なども加える

・子どもの相互指名と、意図的指名の併用(机間指導で情報収集)
 ペアトークの直後
 「話したことを教えて」 と 意図的指名の併用
 話し合いで「困ったなあ」「迷った」「なぜ?」がありましたか? と問う
 それをまず引き出す → 焦点を絞る


 18時過ぎに帰宅。今日もたくさんの連絡メールが届いていて、その対応。動画の整理。明日、締め切りの原稿書き。進まず(泣)。

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