研究室日記

小学校教育実習で学んだこと(尾崎)

公開日
2024/10/07
更新日
2024/10/07

学生の学び

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こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。

今回は9月2日〜27日の4週間で行われた、小学校教育実習で学んだことについて記事にしていきます。

まず、この小学校教育実習では今までになかった多くのものを学ぶことが出来たと同時に、一生の財産も手に入れることが出来ました。


中でも最も学んだことは、授業についてです。今まで、ゼミや大学の講義の中で模擬授業を行うことはありましたが、子どもの前で授業をすることはありませんでした。ゼミでは模擬授業を行い、様々な授業技術について学びましたが、それをしていても実際に子どもに授業をするというのはとてつもなく難しいことだということを感じました。


特に難しいと感じたのは発問です。自分の思っていることをそのまま子どもに伝えても、理解してもらないことがよくあります。そのために噛み砕いて説明するのですが、その説明の仕方がとても難しいと感じ、どうすれば子どもたちに適切に伝えることができるのかを授業準備の段階から考えることをしていました。その際、児童の実態を的確に把握することも大切であるように感じました。どれだけ授業や活動を考えても、子どもにとってそれが可能であるかどうかを踏まえていないと、意味のないものになってしまいます。そうせず、充実した活動を作り出すためにも、児童の実態を把握することは大切だということも学びました。


また、子どもの活動ひとつひとつに、活動を行う理由、意義や評価の基準を設定する必要があるということも学びました。子どもにあれやってこれやってと指示をし、動かすことは難しくありません。ですが、何もなしにそのように指示をしても意味を持たない活動になってしまうと共に、学びを深めることが出来ないと感じました。主に授業で班活動や交流を行う場合、それを意味のあるものにするための工夫や指示は必須であることを学びました。


この4週間で、今までになかった多くのことを得ることができ、自分をさらに大きく成長させることが出来ました。10月末からは中学校教育実習が始まります。小学校教育実習で上手くいったこと、失敗してしまったことなどを活かし、さらに実のある教育実習にしていくと共に、終わったときに今よりも成長した自分でいられるように頑張っていきます。(尾崎)