研究室日記

小学校教育実習での学び(間宮)

公開日
2024/10/09
更新日
2024/10/09

学生の学び

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 こんにちは!10期生の間宮です。小学校実習での学びを記事にしたいと思います。


 4週間数多くのことを学ばせていただきましたが、今回は2つ書かせていただきます。


 1つ目は、授業の難しさです。実習前、玉置ゼミで学ばせていただいた授業技術を活かして授業したいと思っていましたが、実際に授業させていただいたときには、子どもたちとの授業を進めていくことに精一杯になってしまい、学びを活かせる余裕がありませんでした。「価値付け」は必ず行うと決めて、取り組むことができましたが、授業準備をしても予想できなかった子どもたちの反応があること、授業全体を意識しながら個々の姿を見なければいけないことなど、毎時間授業の難しさを感じていました。全16回授業させていただきましたが、子どもたちの実態に合わせて指導すること、子どもたちに授業のゴールを明確に理解してもらえるようにすることが、私の新たな課題だと感じました。この課題を改善する方法を考え、中学校実習で挑戦したいです。


 2つ目は、子どもたち一人一人を見つめることの大切さです。学級には、授業で挙手をする児童もいれば、そうでない児童もいます。しかし、後者の児童のノートを見てみると、自分の考えがぎっしり書かれていました。私はそれを見て、一方から見るだけではいけない、評価してはいけないと再認識しました。子どもたちには、それぞれ得意なことと苦手なことがあるため、これらをよく知ることが大切だと気づきました。そして、得意なことを伸ばすとともに、苦手なことも見ていく必要があると学びました。何らかの形で現れる子どもたちの変化や成長に、教師がすぐに気づいたり、褒めて認めたりするためにも、子どもたち一人一人を見つめることが大切だと感じました。そのために、子どもたちの何を見るのか、見方をさらに学んできたいです。


 実習校の子どもたちと先生方にたくさん学ばせていただき、支えていただいた、忘れられない4週間でした。この実習を通して、教員になりたいという思いが強くなりました。中学校実習も、今回の学びを活かして頑張りたいです。(間宮)