研究室日記

中学校教育実習を終えて(岡田)

公開日
2024/11/21
更新日
2024/11/21

学生の学び

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は先日終わった中学校教育実習での学びを記事にしていきたいと思います。中学校教育実習で学んだことは3つあります。


 1つ目は、子どもたちのつぶやきや発言から授業をつくることについてです。指導していただいた先生は「なんで?」や「どうして?」などを聞くだけで子どもに説明させていました。私も子どもたちのつぶやきや発言を活かして授業を作ることを意識したのですが、教師の思った以上の発言があったり、子どもが授業の趣旨とはズレた発言をしたりして、中々上手くいきませんでした。自分が想像していた子どもの反応と違った場合の切り返し方を学ばないといけないと感じました。


  2つ目は、「分からない」ことを子どもたちに自覚させることについてです。指導していただいていた先生は、「わからない人?」などの問いかけで教師側も分からない人の把握をすると共に、子供たちにも「分からない」ことを自覚させていました。その後に、「どうしたら考えることが出来そう?」や「前回までに学んだことの中で何が使えそう?」などの問いかけでどの子に対しても課題を解くための見通しを持たせていました。分からない子どもが挫折をするのではなく、見通しを持たせた状態で「この問題を解きたい」と思わせることが大切であると感じました。


 3つ目は、教師の立ち振る舞い方についてです。教師は子どもたちにとって「信じられる大人」であるべきだと学びました。そのため、教師は子どもたちの模範であり、困った時に助けてくれる存在であるべきであると感じました。私は将来子どもたちの模範となるために、「当たり前のことが当たり前にできる」ことを意識して過ごしていきたいと思います。


 今回の中学校教育実習では、教師の立ち振る舞い方や授業技術など様々なことを学ぶことが出来ました。また、自分の課題についても見つけることが出来ました。この学びをこれからに活かしていくとともに、自分の課題を克服できるように頑張りたいと思います。中学校教育実習でお世話になった先生方、多くの学びをさせて頂きありがとうございました。(岡田)