研究室日記

6月25日 10期生ゼミでの学び(間宮)

公開日
2024/07/12
更新日
2024/07/12

学生の学び

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 こんにちは!10期生の間宮です。 第11回ゼミでの学びを記事にしたいと思います。

 今回は中学校1年生の「いつわりのバイオリン」という題材で模擬授業を行いました。 初めて1人で模擬授業した感想は、「思っていたようにできなかった」です。でも、教育実習の前にこういう気持ちを味わうことができてよかったと感じています。そして、今回得た学びが2つあります。

 1つ目は、道徳は「読み取る」ではなく「想像する」ということです。私は「よく読み取れているね」と無意識に言ってしまっていましたが、「読み取る」は文章から読み取る、つまり国語の授業になってしまうと学びました。これまでのゼミでも、道徳は最後自分ごとにする、国語の授業にならないように気をつけると学んできたのに、子どもたちを褒めたいとつい気が緩んでしまいました。「〜と想像したんだね」と発言すること、子どもたちに対する発問や声かけ1つ1つを気をつけなければいけないことを再認識できました。

 2つ目は、授業の流れをしっかり構想するということです。今回指導案や板書計画を作成していましたが、実際に授業をしてみると緊張して言葉が詰まったり、授業の終末でどう伝えようか悩んだりと苦しんだ場面がありました。それは、話を進めたり、発問と発問を繋ごうとしたりといった、指導案に書いてない部分だと感じました。指導案の内容については玉置先生に指導していただいたので、「こう展開していきたい」「だったらここで〜と伝えたい」と、流れをよりしっかり頭の中で組み立て、最初は適切な言葉を選んで書き足し、自分が安心できる指導案を準備して、徐々に成長していきたいと思いました。

 この2つの学びは、授業技術というより、自分が気をつけなければいけないことになってしまった気がしますが、最後に玉置先生からフィードバックをいただいた際に、展開の仕方や板書のつなぎ方などもしっかり吸収させていただきました。

 今回のゼミを通して思ったのは、「いつわりのバイオリンはもう完璧」だということです。そう思えるのは、このような模擬授業の機会をいただき、玉置先生とゼミのみんなに自分の授業を評価してもらえる、玉置ゼミだからだと感じます。今回の気持ちや学びを忘れず、実習や授業力のレベルアップに活かしたいです!(間宮)