1月29日犬山市立犬山中学校学校訪問での学び(松野)
- 公開日
- 2025/02/10
- 更新日
- 2025/02/10
学生の学び
こんにちは!10期生の松野です。今回は1月29日に訪問させていただいた犬山市立犬山中学校での学びを記事に書かせていただきます。今回は国語と道徳の授業を見学させていただき、後に研究会、玉置先生の講演にも参加させていただきました。学校訪問を通して、見取る・つなぐこと、振り返りや学び合いの大切さなど、多くの学びを得ることができました。
まずは授業観察から学び得たことについてです。授業を見学させていただき、「学び合い」を大切にした授業をつくりたいと強く感じました。
国語の授業では、前時の振り返りの共有から始まり、グループ内でタブレットをまわして仲間の書いた文を読み合い、評価し合う場面がありました。仲間の考えや評価を読み合うことでさらに学びが深まり、書くことが難しい子どもは仲間の感想を参考にして書くことができ、一人ひとりの学びにつながると学びました。
道徳の授業では、自分の考えと近い意見のところにネームプレートを貼る場面がありました。貼る前に、板書されている仲間の考えを全て読んでからどの意見に近いのかを考えるため、学び合っており、その後に意見交流があったため、ただ頭の中で自分の中で考えるだけでなく、それを仲間にも伝える機会があり、最後の振り返りでは自分になかった考えや友達の意見でなるほどと思った考え、深まった考えを書き出し、もう一度振り返るため、学びが途切れることのない、子ども同士で学び合っている授業をつくることが大切だと改めて実感しました。
私は国語と道徳の授業を観察して、振り返りから始まり、仲間の考えから、仲間との話し合いから学び合い、最後には学びを振り返り、その振り返りが次の授業にもつながるという学びが途切れることのない、学びが連続されている授業をつくりたいと強く思いました。
次に研究会、玉置先生のご講演から学び得たことについてです。私は道徳科の研究会に参加させていただきました。子ども同士をつなぐだけでなく、共感も人によって度合いが異なるため、自分の言葉で話す機会をつくることや、発問と発問をつなぎ、子ども自身も題材に入り込めるような授業をつくることが大切だと学びました。
また、授業や単元を通して子どもにどのような力を身に付けさせたいのかを考え、子どもが自ら考えたいと思える授業をつくることや、話し合いを行う理由など、子どもに思いを伝えていくことが大切だと学びました。子どもの考えを見取り、意図的に発問と発問をつなぐこと、子どもと子どもだけでなく、子どもの過去と現在と未来、子どもと教材をつなぐことが大切だと学び、人とつながることによって自分の考えをもう一度見ることができたり、考えの違いがあると話し合いが生まれたりするため、「つなぐ」ことを大切にした授業をつくりたいと強く思いました。
このように、子ども一人ひとりの意見を認め、話しやすい雰囲気をつくることで、子どもの発言が活発になり、振り返りや話し合いを通して学びが深まり、新たな気付きから学びが途切れることのない授業をつくることができるため、学び合いやつながりを大切にした授業をつくり、学級経営にもつなげていきたいと思います。今回も貴重なお話と学びの機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)