情報モラル教育の学習(小・中学校の学習指導要領解説総則編より)
- 公開日
- 2009/06/25
- 更新日
- 2009/06/25
お役立ち情報
以下の文章は,小学校及び中学校の学習指導要領解説総則編から,情報モラル教育の学習活動の部分を抜粋したものです。
(1) 小学校
・情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動
・ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる学習活動
・情報には自他の権利があることを考えさせる学習活動
・情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる学習活動
・健康を害するような行動について考えさせる学習活動
これらの活動などを通じて,情報モラルを確実に身に付けさせるようにすることが必要である。
(2) 中学校
・ネットワークを利用する上での責任について考えさせる学習活動
・基本的なルールや法律を理解し違法な行為のもたらす問題について考えさせる学習活動
・知的財産権などの情報に関する権利を尊重することの大切さについて考えさせる学習活動
・トラブルに遭遇したときの主体的な解決方法について考えさせる学習活動
・基礎的な情報セキュリティ対策について考えさせる学習活動
・健康を害するような行動について考えさせる学習活動
これらの活動などを通じて,小学校段階の基礎の上に,情報モラルを確実に身に付けさせることが必要である。
こうした指導内容を計画的に指導することが望ましいことはいうまでもないが,また同時に,各教科等の授業の中で,随時行う日常的な指導も大切である。特に,コンピュータを使った各教科等の授業では,情報モラルを指導できる場面はたくさんあり,その場に応じて必要な情報モラルの指導を行うことは大変効果的である。