読売教師力セミナー2009「ネット社会をどう生きる〜親の役割・教師の役割〜」
- 公開日
- 2009/08/21
- 更新日
- 2009/08/20
お役立ち情報
情報モラル どう教える 「考えさせる授業」実演
読売新聞社は10月10日、「ネット社会をどう生きる〜親の役割・教師の役割〜」をテーマに、「読売教師力セミナー2009」(愛知・岐阜・三重県と名古屋市の各教育委員会後援)を名古屋市昭和区の南山大学名古屋キャンパスで開く。ネットいじめや出会い系サイトによる性犯罪被害など、子どもたちとネットをめぐるトラブルが増え続ける中で、模擬授業やパネルディスカッションを通して、情報モラル教育実践のための具体的な指針を教師や保護者に示すのが狙いだ。
セミナーではまず、愛知県教委義務教育課の玉置崇主査が教師役、保護者や若手教師が生徒役となって、情報モラル教育の模擬授業を行う。従来の情報モラル教育に目立つ知識詰め込み型でなく、子どもたち自身に考えさせる新しいタイプの模擬授業を提案し、現場の教師に授業づくりのヒントにしてもらう。
解説では、NPO法人「元気な学校を支援し創る会」の大西貞憲理事が模擬授業を分析しながら、情報モラルに関する授業のスキルアップの方法を示す。また、愛知教育大学教職大学院の志水廣教授が、模擬授業の出演者らへの質問を通して子どもたちが自ら学び考える授業の本質を浮き彫りにする。
さらに、パネルディスカッションでは、愛知県警生活安全総務課サイバー犯罪対策室長が現在、ネット上で起きているトラブルの実態などを説明、玉置主査や模擬授業に参加した保護者の代表も加わって、情報モラル教育における教師の役割、親の役割を考える。
申込みは住所、氏名、電話番号を明記し、読売新聞中部支社社会部教師力セミナー係へ。はがき(〒460・8470=住所不要)、ファクス(052・211・1085)、Eメール(konwa21@yomiuri.com)のいずれかで。先着順。参加者には聴講券を送ります。問い合わせは同係(052・211・1812)。
* 2009年7月17日 読売新聞より