【津島・藤浪中】「e−ネット安心講座」
- 公開日
- 2009/10/27
- 更新日
- 2009/11/13
愛知1200校の取り組み
事前アンケートでは,7〜8割の生徒が自分だけの携帯電話を持っているということで,その用途は通話よりもメールが大半を占める。中にはブログやプロフといわれるページに書き込みをしたりされたりして,トラブルに巻き込まれるケースも少なくない。実際に,「悪口を書き込んだことがある」と答えた生徒はクラスに2,3人いて,それが匿名による書き込みであることがわかった。また,匿名で自分の悪口を書き込まれた経験がある生徒も同様にいた。そこで今回の講座では,単に正しいインターネットの使い方やネチケットを確認するだけでなく,相手を思いやることの大切さや,自分の行動・言動に責任をもつ必要があることを認識させたいと考えた。また,クイズ形式を取り入れることで生徒の興味を持続させた。この講座を通して,掲示板やチャットでは相手の表情が見えないので,何気ない一言が相手を傷付けることにつながり,書き込む表現も過激化する恐れのあることを知った。
事前アンケートに「匿名で悪口を書き込んだことがある」と答えたA生はワークシートにあるように,講座後にネットを使用する際のルールを自分で決め,ネットなどをみんなが気持ちよく利用できるよう、考えることができた。
また,他の生徒の感想からも,「腹が立っていても,すぐにその怒りを相手に悪口としてぶつけないで,一度冷静になってみる」や,「書き込んだ内容は消えないから,悪く使わないようにしたい」など,高まりを感じた。
生徒は,情報があふれる現代社会で生活しており,大人よりもネット社会に詳しく,通じている部分が多い。そんな大人の目にふれにくい閉ざされた部分の中で,生徒は無法状態になりがちである。
しかし,今回の活動を通して,情報社会に生きる上での必要なマナーはどんなことか,また相手を傷付けずにみんなが気持ちよく利用するためにはどうすればよいかをじっくりと考えることができた。そして,匿名で悪口を書き込み,見つからなければ何をしても良いと責任を回避するのではなく,自分の行動・言動に責任をもとうとする心が育ってきた。