【刈谷・刈谷東中】道徳授業で、情報モラル授業を行いました
- 公開日
- 2009/11/06
- 更新日
- 2009/11/05
愛知1200校の取り組み
10月28日、1年生の道徳授業の一環として、情報モラル授業を行いました。
授業の題材としたのは「プロフ(自己紹介サイト)」です。授業の最初にアンケートを行ったところ、携帯電話を持っている生徒は全体の3分の1ほどであり、普段は電話やメールを使っている生徒がほとんどでした。しかし、携帯電話を持っている生徒と、これからほしいと思っている生徒を合わせると全体の9割に及び、早い段階での情報モラル教育の必要性を感じました。
授業では、まず小グループで「プロフのいいところ・わるいところ」を話し合いました。ネット上で見ることのできる実際のプロフを見ながら話し合ったことで、携帯電話を持たない生徒も話し合いに参加することができました。
話し合いの内容を発表した後、ネット教材「事例で学ぶネットモラル プロフ」を視聴しました。プロフで友だちが増えたように思っていた女の子が、同性を装った男から「会わなければ個人情報をネット上でさらしてやる」と脅される、という内容です。実際のプロフを見てイメージを持った生徒たちは、「個人情報を安易に出してはいけない」「会ったこともない相手を信用してはいけない」など、問題点に気づくことができました。
最後に、警視庁のサイバー犯罪対策室が公開している資料から、出会い系サイトの犯罪被害者のほとんどが10代の少女であることを示し、感想を書きました。「携帯電話は便利だけど、安易に個人情報を出さないようにしたい」「自分が携帯電話を持ったら、フィルタリングサービスで出会い系やプロフにつながないようにしたい」などの意見が出されました。