【設楽・名倉小】情報モラル教育の実践報告について
- 公開日
- 2009/12/11
- 更新日
- 2009/12/10
愛知1200校の取り組み
○実践日時:平成21年12月9日(水)第5時限 第6学年
○教 材:「ネット社会の歩き方」Webサイト
○場 所:コンピュータ教室
○授業の流れ
1:授業でホームページを使って検索することが多いことを話す。
2:ホームページを使っての情報収集には、さまざまな落とし穴があることに気づかせる。
3:「ネット社会の歩き方」の中から、「情報検索」「コミュニケーション」「個人情報、著作権」などを順に学習させる。
4:個々の事例について、順次問題点などを話し合わせる。
5:全体のまとめ、感想を発表させる。
○児童の反応
・Webサイトの検索では、あまり個人情報など意識していなかったようで、個人情報を書き込むことに、問題意識をもっていなかったようである。住所など正直にきちんと書かなければいけないという意識が強かった。それによってダイレクトメールや電話が来るなどの危険性があることを知り驚いていた。
・ブログなど、これから活用しそうな面についても、そのまま住所を載せることなどについてまったく問題に思っていなかったようである。
・ホームページの内容が必ずしも本当のことでないことについては、説明する側にとっても少し恥ずかしい感じがした。
○この授業に取り組んでみて
子どもたちの反応は、思ったより素直なものであった。個人が特定されてしまうことなど個人情報の問題についてはさらに詳しく考えさせていきたい内容である。指示のままに、個人情報を入力してしまうなど、小学生には当たり前の反応である。具体的な事例を通して危機意識を高めていくことが必要だと感じた。
インターネットを利用する機会はこれからどんどん増えていくので、子どもたちにそこに潜む落とし穴を十分理解させる必要があると思った。